ムダ毛 原因

そもそも、何故毛は生えてくるのでしょうか?

頭髪は頭を守るため、眉毛やまつ毛は目を守るため…と理解できます。では、ワキ毛は?ヒゲは?胸毛は?ムダ毛と呼ばれる部位の毛は何故生えてくるのでしょうか。

毛は何故生える?

人間は哺乳類の一種です。人間以外の他の哺乳類は全身が毛で覆われています。これは、外の刺激や寒さから肌を守るためです。人間も他の哺乳類と同じように、昔は全身が毛で覆われていました。

脳が発達して衣服を身につけることを習得したため、毛が必要なくなり退化して薄くなっていったのです。とは言っても、毛が完全になくなったわけではありません。

今でも皮膚や器官を守ろうとして、また、保温や保護機能のために毛は生えてきます。妊娠するとお腹の毛が濃くなることがありますが、これも胎児を守ろうとして生えてくるのです。

こんなに健気に自分を守ろうとしてくれているのに、ムダムダと処理してしまうのはなんだかかわいそうな気もしてきます。

しかし、人によって毛が濃い人、薄い人がいます。この違いは何故生まれるのでしょうか?

原因はホルモン

その原因は男性ホルモンにあります。女性の場合でも女性ホルモンより男性ホルモンが活発だと、ムダ毛が他の女性より濃くなってしまう場合があります。

また、歳を重ねて更年期を迎えると女性ホルモンが減少し、その結果ムダ毛が濃くなるということもあるようです。このホルモンバランスは過度なダイエットなどのストレスが加わることによって崩れてしまうことがあるので、健康的な食生活やストレスのない生活を心がけることが重要です。

フェロモンにも関係が

また、ムダ毛が生える理由としてフェロモン説もあります。例えば、ワキ。ワキから出る汗にフェロモンが含まれていてそれを拡散させるためにワキ毛は生えているという説です。

そして陰毛。実は尿にもフェロモンが含まれているのでそれを付着・拡散させる目的で陰毛は生えているという説です。

動物同士が陰部をかぎ合うのは陰部付近に付着した尿の臭いをかぎ合っていると考えられているので、人間もフェロモンという意味合いで陰毛が生えているのかもしれません。

他の毛と違ってワキ毛や陰毛が縮れているのも、絡まりやすいとフェロモンを拡散させやすいためと考えられているのです。

では、ヒゲや胸毛はどうして男性にしか生えないのでしょうか。男性はヒゲや胸毛が生えていることによって、自分が男性であると女性にアピールしていたと考えられます。つまり、これもフェロモンの作用なのです。

毛は体を守るため、そしてフェロモンで異性を惹きつけるために生えてきます。しかし、現在は体の保護には服がありますし、そもそも毛が生えていたら異性に幻滅されるような事態にもなりかねません。これが、今はムダ毛と呼ばれている理由なのでしょう。